2017年は「仮想通貨元年」と言われています。そして、その後の仮想通貨の飛躍はニュースやネットで騒がれています。
仮想通貨で有名所はビットコインですが、仮想通貨はビットコイン以外にも無数にあります。
今回はビットコイン以外の仮想通貨「アルトコイン」について紹介します。
Contents
ビットコインとアルトコイン
まず「アルトコイン」についてですが。
仮想通貨は、大きく分けると「ビットコイン」と「それ以外(通称アルトコイン)」で分かれていると言われています。
ビットコインが最大シェアで、「すべての仮想通貨の約半分はビットコイン」というのが現在の状況です。
そして、それ以外に無数の「アルトコイン」が存在し、今では、ぼくらはそうしたコインも買うこともできます。
ビットコインが世に出てきて、数年経ちましたが、価格という価値まだまだ不安定です。しかしそれ以上に「アルトコイン」はもっともっと不安定です。
アルトコイン
拾い物の画像ですが、アルトコインは2017年の段階で、これだけあると言われていますが、これ以上あるとも言われています。
ここにある各種アルトコインは、現在価値が激しく乱高下しています。主要なアルトコインの1つ「XRP(リップル)」は、たった3ヶ月で100倍になったりしました。
今回は「コインチェック」で購入できる「主要なアルトコイン」について、まとめてみます。
イーサリアム(ETH)とは?!
イーサリアムは通貨の名前として扱われがちですが「イーサリアムプロジェクト」という、新しいプラットフォームのことを指しています。
このイーサリアムプロジェクトにて、使用される仮想通貨のことを「イーサ(ETH)」と呼びます。
昨今は、ビットコインに次いで、仮想通貨時価総額2位です。ビットコインとイーサリアムで約9割ほどを占めています。
ビットコインは、P2Pという分散管理システムやブロックチェーンと呼ばれる、現実的に改ざんが不可能な仕組みで、通貨の取引履歴が書かれている台帳を管理することで、信頼性を保っています。
イーサリアムは、このビットコインの特徴に加えて、契約の記録もブロックチェーンで管理しています。
イーサリアムプロジェクトは、ETHという仮想通貨によって「スマートコントラクト」を実現しようという目的があります。簡単言うと「契約の自動化」のことです。
例えば、家を借りる時、賃貸契約を結ぶために不動産に行き、あらゆる契約を交わしてからやっと賃借権が得られます。その賃借権の契約がスマートコントラクトで行われたら一体どうなるでしょう。
Aさんは、マンションの一室を2年間の契約で借りたいと思っています。通常では、そのマンションの部屋の所有者あるいは管理者、不動産との間で契約が交わされます。
契約には敷金や仲介手数料など初期費用を支払ったり、住民票など書類、印鑑が必要になります。
スマートコントラクトで、契約を交わす場合は、このようになります。
まずAさんは、そのマンションの一室を2年間借りるという契約を、電子署名し、偽造できないかたちで、ブロックチェーンに書き込むことができます。その契約は、特別な認証機関なしに、ネットワーク参加者の全員がで管理することができるので、不動産との契約が必要なくなります。そして、その契約が正しいか、正しくないかは、ネットワーク参加者で明らかにできます。
そして、すべての契約はスクリプト化されているので、期日がきたらコンピュータが自動的に契約を執行するようにできます。契約期間が満期を迎えたら、自動的にAさんの賃借権はなくなります。
絶対に改ざんできない契約を自動化することができるので「本当にお金が払われるかな?」というような不安がなくなります。
現在のビットコインは、送金したら相手に短時間で着金します。
ネットショッピングなどでは購入するときに送金すると、商品が届く前に相手に着金しますが、その商品が届く保証はなく、送金したのに商品が届かないといったトラブルが起こり得ます。
しかしイーサリアムでは、「送金しても、商品が到着するまで着金しないようにする」というようなことも可能です。ここがビットコインとの一番大きな違いであり、イーサリアムの特徴です。
イーサリアム(ETH)は企業のためにある?!
世界超大手企業の「Microsoft」「Intel」「JPモルガン」などがイーサリアムを活用した「Ethereum Alliance」を設立すると発表しました。そのことから値段が急騰した一要因でもありました。
今後どうなるかはわかりませんが、盛り上がることは間違い無し。
イーサリアムは「コインチェック」で購入できます。
リップル(XRP)とは?!
「仮想通貨のリップル」だと思っている人もいるかと思いますが、少々違います。リップルという技術に使われる通貨を「リップルコイン(XRP)」と呼びます。
リップルとは3つの側面から説明ができます。
まず、法人としてのリップルです。Ripple Labs, INC.という社名で社長はChris Larsenです。
次に、プロトコルとしてのリップルです。プロトコルとしてのリップルは決済や送金の為の電子送金プロトコルです。ブロックチェーンを使用しない為、即時送金が可能。Ripple Labsが法定通貨等との交換を保障します。
最後に、仮想通貨としてのリップル(XPR)です。XRPは“ゲートウェイ”と呼ばれる業者を通して法定通貨やビットコインと交換することができます。リップルプロトコルで法定通貨を送付するときにXRPを消費します。
引用:bitflyer
リップル社が発行した、リップルネットワークでのゲートウェイに使用するための通貨がXRPというわけです。
リップルという価値のインターネット
リップルのネットワークは、価値のインターネット(Internet-of-Value)と呼ばれています。
現在の海外送金手法は、複数の銀行を通す必要があり、コストも時間もかなりかかっています。
それがリップルネットワークとXRPを使うことで、JPY→XRP→USDというような交換が瞬時に行えるようになります。
XRPは送金が非常に速く、4秒程で完了します。
インターネットを使ってメールが瞬時に送れるように、お金を瞬時に送れるようになるということで価値のインターネットと呼ばれます。
今は、SBIが中心となって実用化に向けて動いています。
現状不透明なのは、通貨としての「リップルコイン」が、果たして技術としての「リップル」とともに発展していくのか。。。という点です。
現状としては、技術としてのリップルは有望だけど、そこで使われる「予定」のコインは、まだどうなるか全然わからない状態です。最悪のケース、リップルコイン(XRP)は無価値になることすら想定されています。
今は完全にバブル状態なので、扱い方は完全に自己責任でお願いします。
リップルは「コインチェック」で購入できます。
さいごに;アルトコインについて
超無数にある「アルトコイン」。今後も成長が期待できそうな物は、調べて投資価値があるかどうか見極めて行きたいと思います。わかったことがあれば、更新していきます。
仮想通貨バブルだからといって、何でもかんでも手を出すのは、想像以上に危険です。最悪無価値になる恐れもあるので、投資判断は各自、自己責任で行いましょう。
仮想通貨の購入は「コインチェック」や「bitFlyer」がおすすめです。