最近東京に引越してきて思う事は、、、
都心ほど、朝は自転車で通勤・通学している人が何気に多いなということです。
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満員電車は嫌!通勤は自転車の方が快適!
最近では、少しファッション的な感覚もあるのか、東京でも自転車を積極的に使う人達が増えてきています。
満員電車でおしくらまんじゅうして、体力消費するなら、自転車で通ったほうが、健康的に明らかに良いです。
しかし日本は、
・「世界で一番自転車にやさしい都市」と呼ばれるデンマークの首都コペンハーゲン
・「自転車の台数が人口より多い」と言われるオランダ
・1996年の「国家自転車戦略」で、自転車を一気に普及させたイギリス
などに比べると、遅れを取っているのかもしれません。
自転車天国であるデンマークの調査によれば、自動車は1キロ走るごとに約20円の社会的損益を生み出すと言われています。
逆に、自転車は1キロ走るごとに約28円の利益を生み出し、アメリカのコロラド州では自転車にやさしい環境を作ることで、年間約1000億円の経済効果があったと言われています。
自転車通勤は、健康にもの凄くいい!!
アメリカで450人ほどを対象に行われた調査によると、自転車に乗るように心がけることで、一人あたり年間約4万5000円の健康維持にかかるコストを削減することができ、イギリスの英国医師会は、週に15キロ自転車に乗る人は、そうでない人に比べて、冠状動脈性心臓病になるリスクが50%低くなると伝えています。
健康上の理由からも、ハーバード大学でマーク・ザッカーバーグとともに、Facebookを立ち上げて、世界一若い億万長者になったDustin Moskovitz氏は、今だに仕事には毎日自転車で通っていると言われれています。
ここまでの理由から、それは十分に理解できます。
自転車通勤・通学は、世の中の価値観も変えてきている。
家入一真さんは「お金が教えてくれること」という本の中で次のように述べています。
「ある経営者が言うには、昔は銀座のクラブにベンツで乗り付けたらキャーキャー言われたのに、今じゃマウンテンバイクでサッと現れて、スポーティーな格好で登場したほうが女子のウケがいいらしい。
“これどこの自転車ですか?”とか“家から自転車で来たんですか?”とか、めちゃくちゃ反応がいい。経営者なのに自転車っていうギャップもいいんだろう。」
「今の若い女の子たちの価値観は、もうベンツに乗った経営者に向いていないっていうことだよね。なかにはまだそういう子もいるかもしれないけど、それってもう古いんだと思う。」
自転車通勤は、経済的に素晴らしい効果がある!
日本と同じ島国であり、明治期に日本が多くの交通システムを採用したイギリスは、90年代、自転車の利用率が2%ほどしかなく、利用率が10%〜18%もあるドイツ、デンマーク、スイスなどと比べて、自転車に対する評価が圧倒的に低くかったそうです。
そのことから、1996年に国が「国家自転車戦略」を発表、6年後の2002年には自転車利用を2倍、10年の2012年には4倍にするという目標が掲げられ、2012年にはロンドン市長のボリス・ジョンソンが、ロンドンオリンピックを車を使わないエコなオリンピック「Carless Olympics」にしようと声が上がるほどに意識が高まりました。
特に自転車が積極的に導入される前のロンドンは、渋滞や地下鉄が思うように機能しておらず、交通機関から生じる経済損益は当時の額で1週間に約3億円〜7億円だったとも言われており、これを何とかしようとするイギリス国家の意思には、凄い物を感じる。
実際、高速道路を1.6キロ作るためには平均約60億円の費用がかかりますが、同じ距離の自転車専用のレーンは仮に最高級のクオリティーで作ったとしても、かかる費用は1700万円〜2500万円でメンテナンスに必要なコストも高速道路に比べてかなり少なくて済みます。
また、現在、全米でもっとも住みやすい街として知られるオレゴン州のポートランドは、自転車都市として知られています。
そして、街の人達は、車や交通機関を使わないことで浮いたお金をオーガニックフードなどの価値のあるものに使っており、さらにポートランドに住む人達は、他のアメリカの都市に比べて移動する距離が年間17億キロも少なく、時間に換算すると年間1億時間、費用は2600億円もの節約になっていると言います。
日本での自転車通勤は、通勤許可の手続きが複雑であったり、会社の総務部が通勤の事故なども懸念して、自転車通勤に積極的ではないため、スーツ姿で丸の内や新宿の摩天楼を自転車で駆け抜けるビジネスマンはあまり見かけません。
しかし、通勤ラッシュに巻き込まれる人が受けるストレスは、臨戦態勢の戦闘機のパイロットや機動隊員が受けるストレスよりも大きいと言われるくらいですから、自転車がヨーロッパの街のように東京にも普及すれば、街の雰囲気もかなり変わってくると思いますが、東京の人達は一体いつまで満員電車に揺られて職場に向かうのでしょうか?!
自転車通勤のメリット
ここまで書いた、自転車通勤のメリットを簡単にまとめると。
満員電車のストレスがない
ガソリンとか必要としないのでエコ
健康&ダイエットになる
通勤経路を自由自在にして趣味を拡大できる
などでしょうか。
自転車通勤で気をつけること
もしあなたが自転車通勤を考えているなら、以下の点は注意してください。
ずーと太陽の光を浴びるので、日焼け対策も重要。
夏場の汗対策。着替えやタオル、デオドラント剤などを持参して、気持ちよく仕事をはじめましょう。
交通ルールは遵守すること。
今は自転車も進化!電動式は便利!
健康・経済・ファッション的に観ても、時代は自転車通勤の流れに向かってると思います。満員電車を回避出来るだけでも、めちゃくちゃ大きいですし。
しかし電車から自転車通勤・通学にかえようとする場合、やはり気になるのが走行距離。いきなり、何十キロも自転車はこげないし・・・と、思って踏ん切りがつかない人も多いと思います。
しかし、今は技術がめちゃくちゃ進歩してます!!
電動自転車でも、通勤・通学で便利なスポーツタイプが、本格的なデザインで登場しています!
昨今、通勤・通学で利用する人が増えたことにより、様々なデザイン・機能が搭載されるようになりました。そして今は、長距離走行にも適しています。
下記に何点かオススメの、”売れ筋” 電動自転車やお店をのせます!
是非、これを読んだあなたも快適な自転車通勤を!
自転車を購入するなら
・電動自転車なら、自転車館【Airbike】が便利です。
・自転車のパーツなら、自転車通販サイト【ワイズロードオンライン】が便利です。
自転車通勤におすすめな、電動アシスト自転車
自転車通勤で揃えておきたいアイテム
自転車通勤に快適さと安全は欠かせません。そのためには、身につけるアイテムや自転車に装着するアイテムなど、そろえておきたいものはたくさんあります。
さらに、自転車通勤プラスアルファを楽しむためのアイテムも追加したいところです。
ヘルメット
安全装備としてヘルメットは欠かせません。
サングラス
紫外線や飛び石だけでなく、ホコリや虫などからも目を守ってくれます。
グローブ
汗などで滑らずハンドルをしっかり握ることができます。また手に伝わる衝撃を緩和し、疲労を軽減してくれます。
レインウェア
雨の日も自転車通勤をする場合の必須アイテムです。防水性+通気性もあると良いです。
バックパック
カゴやキャリアを装着したくないなら、バックパックはオススメです。
ノートPCだけでなく、収納スペースが充実しているものがビジネスにも最適。ちょっとした雨に強い撥水機能や、夜間走行時に安心のリフレクター付きのものも自転車通勤向けといえます。
サイクルコンピュータ
スピードや走行距離などの情報がひと目でわかるサイクルコンピュータを装着すれば、走るのがもっともっと楽しくなります。
カロリー消費量がわかるものもあり、ダイエット効果も期待できるかもしれません。
ライト
夜道も安全に走行するために欠かすことができないのがライトです。ヘッドライトには路面をしっかり照らす明るいものを、テールライトには赤色のものを装着します。
カギ
愛車を盗難から守るための必須アイテムです。頑丈なものを選びましょう。
駐輪する際はフレームと車輪に通し、さらに支柱などに固定するとより安全です。使わないときは自転車に固定できるタイプのものを選ぶと移動時の持ち運びもラクラクです。