2020年以降、リモートワークの推奨や、YouTuberの影響などで、フードデリバリーサービスはめざましい普及を日本国内でもみせています。
日本で利用出来るフードデリバリーサービスは非常に多いですが、その中でもメジャーなものを本記事で紹介します。
Contents
Uber Eats(ウーバーイーツ)
Uber Eats(ウーバーイーツ)は、安価なお店から高級店まで対応している、アメリカ発のフードデリバリーサービスです。
利用できるエリアも随時拡大されており、利用者数も増加傾向にあります。
今まで日本で普及していた、フードデリバリーサービスと大きく異なる点は、配達パートナーと呼ばれる、店舗に属していない配達に特化したスタッフが配達を行うという点です。
新しいUber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーという働き方が確立されつつあります。
東京、神奈川、千葉、埼玉、栃木、大阪、京都、兵庫、奈良、静岡、愛知、福岡、広島、岡山、愛媛、香川、宮城、石川、富山
スマホで簡単に料理テイクアウト&デリバリー注文ができるサービス 「menu(メニュー)」。
スマホアプリのみで、Webアプリはありませんのでアプリのインストールが必要です。
>>apple版「menu」アプリ
>>Android版「menu」アプリ
東京
Wolt (ウォルト)
フィンランド発の外資系フードデリバリーサービス「Wolt (ウォルト)」。
世界70以上の都市で利用することができ、2020年3月26日、東アジアで初めて、広島県広島市中区・南区・西区・東区・安芸郡府中町の一部で利用がスタートしました。
配達状況をリアルタイムでアプリに表示してくれて、お料理が届く時間や変更は適宜通知してくれるので便利です。
UIがいいため利用者からの声でも非常に評価が高いので、エリア拡大に期待が持てます!
広島
DiDi Food(ディディフード)
中国の北京に本社を置く、滴滴出行 (ディディチューシン)が展開する中国の大手配車サービスから派生したサービスです。
完全にUber Eats(ウーバーイーツ)の競合ですね。
2020年4月7日より、Uber Eats(ウーバーイーツ)の利用者が多いと言われている、大阪にて実証実験を開始しています。
配達スタッフの調達も随時プロモーションをかけて、スタートしています。
大阪
Chompy(チョンピー)
店長の顔を店舗情報から確認できたり、店長のおすすめのメニューがあったりと、いままでにないローカル感の強い、国産フードデリバリーサービスです。
UIが今どきのおしゃれでポップなものなので、20代前後の若者がターゲットになっているかもしれません。
若いベンチャー企業が運営元となっており、これからエリアの拡大や、配達パートナーの調達などがスムーズに進めば、成長していく可能性が高いです。
東京
出前館
日本最大の出前専門サイトの「出前館」。
Uber Eats(ウーバーイーツ)が日本で成功したように、シェアリングデリバリーという名称でデリバリー代行事業を普及させようとしています。
新聞販売店や宅配寿司チェーンと提携して、配送業務を行ってシェアを獲得しています。
ただ、自前で配達できる宅配ピザや弁当などの大手チェーンの登録が多いため、個人店で利用しているところは非常に少ないのが特徴です。
また、LINEなど他サービスと定形しているので、利用者は非常に多いです。
関東、関西、中京、福岡
LINEデリマ(ラインデリマ)
2017年7月26日からスタートした、LINEアプリ上から手軽に注文できるデリバリーサービスがLINEデリマです。
登録しているユーザーの約7割が女性で、特に20代が最も多いです。
注文からお届けは、提携している出前館のシステムを使っているため、サービスの品質が安定しているのも特徴です。
全国
dデリバリー
加盟店数で国内最大規模を誇る「dデリバリー」。店舗側のリテラシーが低くても対応ができるという点が特徴です。
店舗に、パソコンがなくても、電話やFAXなどの昔ながらの方法で受注ができるため、店舗側の導入コストは少ないです。
ポイントがたまるため、それを目的にした利用者も非常に多いところも人気の秘訣です。
全国の新聞販売店と提携し、新聞配達パートナーをフードデリバリースタッフとして活用しており、全国を網羅した広域のサービスが可能となっています。
全国
Rakutenデリバリー(楽天デリバリー)
楽天ポイントが利用できる『楽天経済圏』に人気の「楽天デリバリー」。
自社で配達スタッフを抱えている、宅配ピザや弁当などの大手チェーンの利用が多いところが特徴です。
ただ、楽天デリバリー独自の「配達代行サービス」を利用することも、東京都内23区のみ利用することができます。
全国
anyCarry(エニキャリ)
東京都の渋谷エリアを中心に提供しているフードデリバリーのダークホース「anyCarry(エニキャリ)」。
ゲリラ的にクーポンの配布を行ったり、注文社への還元率が高いのは魅力的です。
UIもシンプルでわかりやすく、エリアも随時拡大していく予定とのことなので、首都圏を中心に普及していく可能性があります。
東京
fineDine(ファインダイン)
ファインダインは、宅配寿司で最大手の「銀の皿」を運営している株式会社ライドオンエクスプレスホールディングスが運営しており、自社の長年の配送ノウハウを生かしたデリバリーを行っています。
店舗でお料理を受け取ってから平均10分で発注先に届けてくれるというスピード感あふれる対応が非常に魅力的です。
価格帯は少し高く設定されており、高級志向な方に人気です。
東京、神奈川
ぐるなびデリバリーPremium
高級価格帯の、仕出し弁当を得意としているフードデリバリーサービスです。
会議や研修向などで利用する企業や、親族があつまるような場での利用を想定している。自前で配達できる、仕出し弁当などの登録が多い。
2020年1月1日より、運営会社が「OMOTENASHI株式会社」へ変更となりました。
全国
ごちクル
「ごちクル」は、団体様向けのお弁当・ケータリングの事前予約デリバリーサービスです。
社内会議やランチミーティング、また講習会や勉強会などのイベントセミナー、個人様の行楽や法事などで食事が必要な際に、事前予約をしてお食事を配達してくれます。
専任のコンシェルジュが対応してくれるところは、他のデリバリーサービスと差別化できているポイントかもしれません。
東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡
シャショクル
「社員食堂」と「デリバリーサービスが来る」を意識したネーミングの「ごシャショクル」。
その名の通り、オフィスでランチを食べている社員向けに福利厚生サービスとして利用を推奨するようなサービスです。
前日までに注文を受けた分を配送するため、計画的に食材の仕入れやスタッフの配置を行うことができるところが特徴です。
「ごちクル」を運営している、スターフェスティバル株式会社が運営元です。
関東、関西
さいごに:日本国内「フードデリバリーサービス」一覧のまとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)などのフードデリバリーサービスが、日本でも普及がすすんできていることがよくわかりました。
新規参入してきている企業の中でも、大手が投資しているものや、資金的な体力がある会社は、今後伸びてきそうです。