経済ニュース

日本企業は時給1,000円も払えないのか?!

時給1000円を反対表明

日商会頭“最低賃金千円”反対意見表明へ

政府の経済財政諮問会議などで最低賃金を1000円に引き上げる議論がされていることを受けて、日商の三村会頭は中小企業に重大な影響を及ぼすとして、来週にも、日商から正式に反対意見を表明することを明らかにした。

三村会頭「重大な影響が中小企業にあると思います。1000円というのは大変大きな金額ですよ。ですからそれありきで物事が進むことは我々は反対であると」

中小企業125万社が加盟する日商の三村会頭はこのように述べ、今、政府の会議などで議論されている最低賃金を1000円に引き上げる案について反対する考えを示した。

三村会頭は、最低賃金を3年間、毎年3%引き上げられていて、これは、中小企業の賃上げ率1.4%を大幅に上回ると指摘。最低賃金が1000円になるということは約15%の引き上げを意味するとして、中小企業の経営に打撃を与えると訴えた。

中小企業も生産性を向上し、賃金に回せるよう努力してはいるものの、それには時間がかかるとしている。

引用:日テレNEWS

今の時代、時給1,000円も払えない企業は、TOPの経営能力を疑うべきかも。

もし仮に時給1,000円だとした場合、8時間×20日で月16万。

一人暮らしならいいですが、ひとり親家庭で、もう生活していくのに、キツイ報酬水準です。

「ひとり親家庭がフルタイムで働いて貧困ラインを上回る」くらいが、妥当な線だと思うのは、おかしいでしょうか?!

そうなると、時給1,400円くらいが最低ラインかな?!

時給というのは、ビジネスモデルの問題です。時給1500円払っても回るビジネスを作ればいいだけなんです。

これは経営者の手腕が問われます。昔ながらのやり方では無理なので、効率化を進めるしかありません。

いずれにせよ、安い時給で働いてくれる人も減ってるわけなので。