ZOZOの前澤氏が保有している35%の株も譲渡し、経営から退く方向というニュースがながれてきました。
このスピード感がIT企業であり、これからの日本のIT企業は、気付いたら上司や社長がインド人や中国人になってることも多々あるのかなと感じさせました。
世界にある200年以上続いている企業の56%は日本の企業です。
100年以上続いてる日本の企業は25321社。
ゆえに、企業寿命が長いので、今までは一つの企業で出世してくのが一つの優秀な生き方でした。
しかし、時代は変わりました。
気付いたら、尊敬する社長も上司もいなくなる時代なら、あなたは何を期待して100歳まで生きる時代に会社で働く来ますか?!
ヤフー ZOZOを傘下に 株式公開買い付けで最終調整
競争が激化するインターネット業界で大きな動きです。ヤフーが、国内最大級のファッション通販サイトを運営するZOZOに対してTOB=株式の公開買い付けを行い、傘下に収める方向で最終的な調整を進めていることが分かりました。
ZOZOの前澤友作社長も賛同しみずからが保有する株式を売却する意向です。
関係者によりますと、携帯大手、ソフトバンクの子会社のヤフーは、ZOZOの株式の過半数を取得して傘下に収めることを目指し、近く、TOB=株式の公開買い付けを行う方向で最終的な調整を進めています。
ZOZOの創業者で、およそ35%の株式を持つ前澤友作社長もTOBに賛同し、株式を売却する意向だということで、ヤフーの取得金額は数千億円規模に上るとみられます。
ヤフーはネット検索をはじめとするさまざまなインターネットサービスを手がけていますが、アマゾンや楽天に加え、フリマアプリのメルカリが急成長するなど、厳しい競争のなかにあります。
このため、年間の購入者が800万人を超えるZOZOを傘下に収めることで顧客を拡大し、その物流網も生かしたい考えです。
ZOZOとしてもヤフーとの連携によって顧客をさらに増やしたい考えで、両社は今後、IT技術を活用してネット通販やキャッシュレス決済、ポイント還元など、幅広い分野で顧客を取り込む戦略を加速させる方針です。
ZOZOを経営する前澤社長は、事業が急成長する中で、月を周回する民間の宇宙船に最初に乗り込むと発表したり、プロ野球の球団経営に一時、意欲を示したりするなど注目を集めてきましたが、今後の経営にどう関わっていくかも注目されそうです。
ヤフー ZOZOの顧客基盤に可能性感じたか
アマゾン、グーグルといった海外のITの巨人も交えた激しい競争をどう勝ち抜くのか。
IT各社はいま、ネット通販や動画配信、キャッシュレス決済など、サービスのすそ野を広げて利用者を増やし、収益を拡大しようと懸命です。
今回、ヤフーは、ZOZOの抱える顧客基盤に可能性を感じたものとみられます。
国内2つの有力な企業の組み合わせはライバル企業の戦略にも大きな影響を与えると見られますが、激しくなる競争を利用者にとって安心で便利なサービスにつなげることが重要な課題になります。
引用:NHKオンライン