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収入は減る一方なのに家賃は上がっている

日本人が住む家は、持ち家と借家に分かれます。

少し前になりますが、2013年の統計によると、日本の持ち家は3217万世帯、借家は1852万世帯となっていてます(『住宅・土地統計調査』)。

「3:2」で持ち家世帯の方が多いというデータになりますが、これを20~30代の若年層だけでみると、借家が多くなります。

その割合は、20代で9割、30代で6割になります。

収入に対する家賃の比率が上がっている

財務省のデータをみると、借家の人の

月平均家賃:5.4万円 (=64.8万/年)
平均年収:358.3万円

となっていて、年収の約18%を家賃にあてていることになっています。

ちなみに、20年前の1993年は約13%になっています。

1993年
2013年
家賃
4.5万/月
5.4万/月
年収
414.6万
358.3万
家賃/年収
18.1%
12.9%

この傾向は全国的に広がっています。

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収入が減り。生活費が上がる。借家世帯に限ったデータになっていますが、これは地域問わず、国民の生活にゆとりがなくなっていることを指しています。

ちなみに都道府県別に「家賃/年収」の比率をみると、

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となっていて、4割、5割を超える世帯もでています。これではホントに “生きるだけ” のために働いてる感じです。

言い方を変えれば、権利収入で生きる大家さんの為に働いている感じですね。

もう東京や京都で生きるのは、無理ゲーな予感さえします。

本業以外での収入をなんとか増やさないと、ほんとにきつい時代になってきました。