欲しかったから思い切って買って後悔、
散々悩んでやめたんだけど買わずに後悔。
結局どっちを選んだら正解なんでしょう。
本記事は勝って後悔か買わずに後悔か?
実は大事なのは別にあるという話をします。
Contents
買って後悔と買わずに後悔
この結論は買っても買わなくても後悔します。
そうじゃなく別の視点を持つ必要があるんです。
筆者が人生で最も後悔した買い物
筆者が人生で最も後悔した買い物は、二十歳くらいの時の車を購入した時でした。
当時は免許を取って1年ほど経ったくらいで、最初は知り合いからコンパクトカーを譲り受け、しかも車体がタダだったのでラッキーでした。
この車の特徴はキャンバストップと言って、天井部分が全面開放させることが出来ました。
なので夜中は星空を見ながら走ることもあり、最初の車なので思い出深いものでした。
そして、筆者はフリーターをやってたんですが、母親の紹介で正社員で働くことになりました。
まとまった収入が入るようになってきて、そろそろ車も買い替えようと思ったんですね。
そこで兄と一緒に車探しをすることなって、兄がマツダ車で珍しそうな車を見つけたので、現車を見に行こうということになりました。
僅か3日で最大の後悔が訪れた
その車はAZ1というスポーツカーで、しかもM2モデルという最上級グレードでした。
それが軽自動車なのに200万くらいして、2000年代初期にしては最高額でした。
だけど、筆者は本当はダイハツムーブと言って、ワゴンの軽自動車が欲しいと思ってました。
そこで兄にムーブにすると話を持ち掛けたら、
「男が一度決めたら最後まで貫け!」
という訳の分からないこと言い出し、何度もAZ1がある車屋に足を運ばされ、気が付いたら契約書にサインを書いてました。
納車されて僅か3日で大きな後悔が訪れました。
そして1週間足らずで売却してしまいました。
そもそも他の車と比べて異型な姿だったし、ガルウィングといってドアが上に開いたり、何もかも特殊だったのが嫌だったんですね。
見た目がカッコイイというだけでしたが、ホントにそれだけの車でした。
その後はワゴンタイプの軽自動車に乗り換え、ボロい車でしたがその方がマシでした。
これが筆者が人生で最も後悔した買い物です。
よく買わなくて後悔するか買って後悔するか、どっちがいいかという議論が出たりしますが、正直迷うくらいなら買わない方がいいです。
買っても買わなくても後悔する理由は一緒
ただ今の自分だから分かりますが、買っても買わなくても後悔する理由は、実は一緒なんだってことが分かりました。
後悔するのはある前提が入ってるから
つまり、どういうことかと言うと、
目的が自分中心になっているから。
といことなんですね。
自分の利益だけを優先した買い物は、後悔に繋がりやすいということなんです。
例えば家族や恋人の為にお祝いをしたり、奮発して何かプレゼントをするとしましょう。
その時って後悔がなかったりしませんか?
むしろどう喜んでくれるんだろうとか、
奮発したけど何だかスッキリしたというか、
不思議と晴れやかな気持ちになるというか、
圧倒的に気持ちの違いがあるんですね。
といことはここで何が言えるかと言うと、買って後悔か買わずに後悔かというのは、
そもそもの前提が間違っている!
ということが言いたいんですね。
当時の筆者が車を買って後悔したのも、自分中心にしか考えてなかったからでした。
だから兄の気迫に負けてしまったんですね。
後悔しない買い物に必要な視点
買って後悔か買わずに後悔するとは、そもそもの前提が間違っていると言うなら、じゃあどう考えていけばいいのでしょう。
自分の為だけじゃないお金の使い方
それは以下のような視点を持つことです。
✔ 購入することで誰が喜んでくれるだろう
✔ 何を購入すれば喜んでもらえるだろうか
✔ 購入することでどう役立てられるだろう
こうした視点を持って、家族、友人、恋人が喜ぶ買い物をすれば、自分中心よりは後悔はしなくなるはずです。
別に自分の為の買い物をしてはいけない・・・
という訳ではないんですね。
ただ買って後悔か買わずに後悔という、そんなところで迷いが生じてしまうくらいなら、
もっと別のところに視点を移してみては?
ということが言いたいんですね。
もし自分の為の買い物であっても、迷いがないのなら全然問題はないと思います。
本当は後悔することは悪いことじゃない
最後にもうひとつ言いたいことがあります。
それは後悔することを皆嫌がりますが、
後悔は大きく成長させてくれます。
人は問題と感じなければ変えようとしません。
ぬるま湯に浸かった人生を歩んでる人が、一念発起して人生を180度変えました!
なんて話は僕は一度も聞いたことがないです。
後悔するというのは、その瞬間は辛さや苦しさを感じますが、痛みを味わうからこそ同じ思いをしないよう、
じゃあ同じ轍を踏まない為に何をするか?
という視点が生まれる訳です。
そもそも失敗と言うのは失敗じゃなくて、軌道修正や方向転換の為にあるんです。
筆者も5年前から独立していますが、何度も上手くいかないことの繰り返しです。
けどその度にその経験から学ぶ意識を持ち、
だったら次はどう行動したらいいか?
という視点で考えてやってるんですね。
そもそもが一度で上手くいく方が稀な話で、それは誰もが分かっていることです。
それが自分のこととなると痛みに敏感になり、過度に後悔や失敗を怖れてしまうんですね。
ということで今回はここまでにします。
本日もお読み頂き有難うございました。