楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT 2.0」がスタートしました。
新料金プランでは楽天独自の「楽天回線」が提供されています。そして、料金もシンプルなものへと生まれ変わっています。
筆者は、もともと2年以上楽天モバイルを使用してきました。今回、これを期に新プランへ移行しました。
本記事では、実際に移行してみての使用感や移行の手順、気になるポイントを紹介していきます。
楽天モバイルの新プランが気になる方、変更を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
楽天回線「Rakuten UN-LIMIT」へ移行するには?
まずは既存プランから、新しいプラン「Rakuten UN-LIMIT」に移行した流れを紹介します。
1. 公式HPの申し込みをクリック
2. my楽天ページから「Rakuten UN-LIMIT」を申し込む
1. SIMが届いたらmy楽天モバイルにログイン
2. 申し込み番号を選択
3. 「転入を開始する」を選択し、使っているスマホが通話不可になったらOK
4. スマホの電源OFFの状態でRakuten UN-LIMITにSIMに変える
5. 電源をONにしてAPNを設定して完了
プラン変更自体は難しくありません。申し込みまでは1〜2分程度で行えます。
MNP転入手続きに関しても、説明書が一緒に送られてくるので、それに沿って行えばスムーズに移行可能です。
また、楽天モバイルからの移行にときに、Rakuten UN-LIMITの事務手数料(3,000円)がかかりますが、違約金は発生しません。
しかも今なら、Rakuten UN-LIMITを契約して通話アプリの「Rakuten Link」を使うことで、3,000ポイントの還元が受けられるキャンペーンを実施しているので、事務手数料は実質無料です。
ただ、1つ注意として、楽天回線を利用する際は、「楽天回線対応のスマホ」を用意しておくことです。下記のページには楽天回線対応のスマホがまとめられているので、あらかじめ確認しておきましょう。
>>参考:製品 | 楽天モバイル
楽天モバイルの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」
次は、楽天モバイルのプランの詳細を紹介します。
料金プランは、「データ無制限」「高速通信」「通話かけ放題」といった他にはない特徴を持っています。
高速通信をデータ無制限で使えるので、今まで通信制限に苦しめられてきた方には非常に魅力的です。
さらに、無料の「Rakuten Link」アプリを使えば、国内通話の料金が無料になります。
それでいて、2,980円という大手携帯会社にはない安さなのも大きな魅力です。
ただし、楽天回線の対応エリアは現状は限られているので要注意です。
対応エリア以外のパートナーエリアと呼ばれる範囲では、au回線を使った通信が可能となっています。
こちらは月5GBまでの制限があります。超過後は1Mbpsで通信が可能です。
(追記)5Gも使い放題!Rakuten UN-LIMIT V へ無料アップグレード
2020年9月30日から「Rakuten UN-LIMIT」は「Rakuten UN-LIMIT V」にアップグレードされました。
料金はそのまま4Gに加えて5Gも使える新たな料金プランへ生まれ変わりました。
今まで同様に「4G回線が使い放題」に加えて、5G対応エリアでは「5G回線も使い放題」で2,980円の格安な価格で利用することができます。
この価格は、他キャリアに比べて約71%も安い設定になっています。
現在「Rakuten UN-LIMIT」を利用している方は、随時無料アップグレードがされています。もし、自動アップグレードが待てない人はmy 楽天モバイルから手動アップグレードも可能です。
Rakuten UN-LIMIT Vも先着300万名限定のプラン料金1年間無料キャンペーンが適応になるので、「楽天モバイルが気になっていた」「試しに5G回線を使ってみたい」という方におすすめです。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」を実際に使ってみた感想
楽天回線を実際の使用感などを詳しく紹介します。
対応エリア、テザリングの状況、普段使いしてみた感想などを紹介するので、楽天回線を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
対応エリア
楽天のプランには2つの対応エリアがあります。
まず「楽天回線対応エリア」、そして「パートナーエリア」。
楽天回線のエリアでは、ネットが利用無制限+高速通信で楽しめます。
パートナーエリアでは月5GBまでの通信制限ありで、au回線を使った通信ができるのが特徴です。
実際に、筆者が東京で使用してみると、楽天回線のエリアが広くないと感じました。
現在、東京23区外に住んでいるのですが、その場所では楽天回線の範囲外。ですので、基本パートナーエリアでの通信となりました。
楽天回線内に入れば、通信速度も非常に速く、動画もサクサク観れるのですが、対応エリアの狭さは気になります。
今後、拡大はされていくでしょうが・・・
テザリングも無制限対象??
テザリングのクオリティは満点に近いほど、使い心地が良かったです。
スマホで感じてた通信速度の速さを、PCでも同じように感じれました。
ちなみに、テザリングを行っているときの通信速度の平均は表の通りです。
加えて、無制限で利用できるのも大きな魅力です。
これまで、スマホでテザリングを行う際は通信制限にヒヤヒヤしていました。
ですが、無制限で利用できるおかげで、データ容量に対してストレスを感じず気軽にネットが利用できたのには驚きです。
通信も十分速いので、外でネットをするためにモバイルWi-Fiを持っていく必要がなくなるほど快適でした。
テザリングでも、楽天回線の利点をしっかり生かしてくれているのも、嬉しい部分です。
実際に使ってみた感想
下記の用途で楽天回線「Rakuten UN-LIMIT」を利用した感想です。
動画サービス
SNS
音楽ストリーミング
結果から言うと、どの用途で使っても全く問題なかったです。
むしろ、モバイルWi-Fiやモバイル通信よりも、快適に感じる部分も多く、非常に満足しています。
通話
実際にLINE通話やRakuten Linkアプリで通話してみましたが、不便さは感じませんでした。
普段、モバイルWi-Fiや楽天モバイルのモバイル回線で通話することが多いのですが、大きく差はないように感じます。
ラグや途切れもなかったので、楽天回線でも安心して通話を楽しめます。
動画サービス
動画サービスも問題なく視聴できました。
通信速度が非常に速いため、例えばYouTubeの動画を大幅にスキップしても、ロード時間が1秒未満で再生。ノンストレスで動画視聴できたのには驚きです。
さらに、動画のダウンロードもスピーディーだったのが印象的。今回はNetflixで動画をダウンロードしましたが、その時にかかった時間は下記の通り。
ドラマ(約1時間)・・・約20〜30秒
映画(約2時間)・・・約40〜50秒
スムーズかつスピーディーにダウンロードができるので、楽天回線範囲外に出る際に、サクッと動画を保存できるのも嬉しい部分だと感じました。
SNS
次に、Twitter、Instagram、LINEなどは、どれもサクサクと閲覧できて、使いづらいと感じるストレスはありませんでした。
画像のアップロードも、2〜3秒ほどでできるので気軽に投稿しやすくなったと感じます。
さらに、TLの更新もスピーディー。更新を待たされることが、ほとんどなくストレスも少なかったです。
音楽ストリーミング
音楽サービスのストリーミングも止まることなく楽しめました。さらに、ダウンロードもサクサク進んだのも嬉しい部分です。
今回は一般的なアルバムと比べると3倍以上のボリュームがあるサウンドトラックをダウンロードしたのですが、全曲ダウンロード完了するまで、20秒もかかりませんでした。
ストリーミングで聞くのも良し、ダウンロードするのも良しとなっており、音楽好きにはたまらない使い心地となっています。
楽天回線のメリット・デメリット
使ったからこそわかる楽天回線のメリット・デメリットをまとめました。
■メリット
データ無制限は魅力的
通話もRakuten Linkアプリを使えば快適
■デメリット
✔ まだまだ対応エリアが狭い
✔ iPhoneの利用は自己責任
「Rakuten UN-LIMIT」評価&使用感まとめ
実際に新しい楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」使ってみました。
料金、通信速度、サービス内容など、今まで利用してきた携帯会社の中でも群を抜いてクオリティが高いです。
特に通信速度の速さは衝撃的でした。
これまで通信は、モバイルWi-Fiを活用して補ってきましたが、この速さの高速通信をデータ無制限で使えるなら、もう必要ないと思うほどの満足度です。
だからこそ、楽天回線の対応エリアの狭さは少し残念でもあります。それでも、個人的には今後も使い続けたいと感じました。
楽天回線「Rakuten UN-LIMIT」に乗りかえ・移行を検討している人は以下の確認しておきたいポイントを参考にしてみてください。
・申し込みは簡単だけど、MNPの手続きが必要
・エリアによっては月5GBの制限あり
・対応エリア内ならデータ無制限で高速通信を堪能できる
・テザリングも無制限で利用できる
・現状は対応エリアが狭いので事前に確認しておくと良い