団塊世代は今だに、終身雇用のありがたさを力説します。会社に長く属していれば、給料は勝手に上がると。あなたの親もそんなこと言いませんか?!
彼らの時代は、初任給が数万から始まり、退職時には数十万の月収になるという月収が数十倍になっていました(物価変動を考えても激増)。
しかし今の時代の給料体制はどうでしょうか?!
年収ベースで数千円しか上がりませんでしたなんてザラです。
そう、時代は確実に変わりました。もし、サラリーマンが収入を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?
それは副業して、副収入をとるしかないのです。
では、サラリーマンの副収入にはどのような方法があるのでしょうか。
副業を始める人は、お小遣いがほしい、いつか副収入が本収入を超えたい。恐らくそんな思いを抱えながら始める人がほとんどでしょう。
そこで今回はサラリーマンの副収入について紹介します。ぜひ今後の参考にしてみてください。
関連記事:【副業・複業】収入源は1つでも多く!「セブンポケット」という考え方!
Contents
サラリーマンが副業すべき理由2つ
1. 収入が減る
2. しかし、支出は増える
副業すべき理由1:収入が減る
今後、今までに比べて圧倒的にサラリーマンは収入が減る可能性が高いです。
特にサラリーマン収入が減ることに影響を与える要因を洗い出して見ました。
✔ サラリーマン平均年収の低下
✔ 年金制度崩壊によって、年金収入の減少
✔ 終身雇用制度崩壊、大リストラによって、サラリーマン収入の減少
✔ 低金利預金によって、銀行に預けていても資産は増えない
✔ 相続税が増税となり、相続しても引き継げる資産は減少
こちらは、サラリーマンの平均年収の推移を表したものです。
統計元:平成26年 国税庁 民間給与実態統計調査結果
この図を観ると、サラリーマンの平均年収が減少し続けていることがわかると思います。
それに加えて、メガバンク、コカコーラ、富士通、NECなどの大手企業による大リストラや、世界トップ企業のトヨタによる終身雇用制度崩壊の宣言。
これからは今まで以上に収入減少に悩み、サラリーマンの収入源だけに頼っていてはどうにもならない時代になります。
副業すべき理由2:支出が増える
そしてそれに、追い討ちをかけるように20〜30代は、今までの世代に比べて圧倒的に支出が増えます。
✔ 人生100年時代に突入。今までは80年時代で政治がなされていたので、更に生活費が20年分必要
✔ 消費税10%
✔ 高齢化によって医療費の負担増加
✔ 高齢化によって介護費用の負担増加
特に注意したいのが、『20年間寿命が長くなることで、生きていけない人が増える』ということ。
老後の夫婦二人の日常生活費は、ゆとりある生活を送ろうとすると平均月30万、1年間に360万円、20年間で7200万円がかかるわけです。
つまり20〜30代は、『今までの世代に比べて、8000万以上の支出が増える』ということになります。
それに加えて、上記のような支出増加が発生するので、控えめにいっても今から対策をしないと後悔することになります。だから、今こそ副業するべきだと考えます。
サラリーマンの副収入例
副収入1. 週末だけの単発アルバイトをやってみる!
土日祝日など本業がお休みの時にだけ、単発のアルバイトをして副収入を得ます。
多いのは、引越し作業員やスーパーの食品売り場のマネキン、イベント会場関連の仕事、交通量測定や試験監督などです。
体力のいる仕事が少なくありませんが、普段の仕事とは全く違うことをすることでストレス解消も兼ねているというサラリーマンが多く、お小遣いを得ながら気分転換に副業を楽しんでいます。
こういった単発のアルバイトを見つけるためには、一つ一つチラシや情報誌で調べていくよりも、事前に派遣会社に登録をしておいて仕事を探しやすい状況を作っておいたほうが効率がいいです。
ただこちらは、結局時間を切り売りしている労働収入になります。本業が疎かにならないように行う必要があります。
副収入2. FX/仮想通貨などの投資をやってみる!
比較的、副業で一番最初に思い当たるのが「株」「FX」です。
一昔前は株取引が流行っていて、主婦の方でも月に30万も稼げる!
なんて話題にもなっていましたが、今は簡単に始められるFXが主婦の方はもちろん、サラリーマン副業としても流行っています。
要はドルを売ったり買ったりして元手を増やしていくのです。
もちろんマイナスも有りうるので、せっかく10倍になった元手が一日で全て無くなってしまう可能性もあり、FXは最初かなり手強いです。
最近だと、ライブドアショック・リーマンショック・ギリシャショック・イギリスEU離脱・トランプショックなどにより、予期せぬ乱高下があったりして、資産を大きく増やした人もいれば、なくした人もいます。
少し博打要素もあるかもしれませんが、しっかりと勉強してリスク回避を行えば、収入の手助けになります。
落ち着いて始める事が肝心です。くれぐれも生活費等には手を着けずに、余裕分から試すことをオススメします。
もし初めてFX口座を開設するなら、実績がありデータ解析が優れている、DMM FXや、SBI FX・みんなのFXなどがオススメです。
関連記事:サラリーマンにおすすめの副(複)業FXを、始める為にすべきこと5つ(+1)
また、最近は仮想通貨に投資する方も増えてきています。積立投資などもありますし、まだ知らない人が多い今にスタートしておくと、めちゃくちゃメジャーになったときにスタートするより、いいかと思います。
副収入3. アフィリエイトをやってみる!
副収入を得るためにサラリーマンの参入率が高いのがサイトアフィリエイトや、ブログアフィリエイトです。
商品やサービスを紹介するサイトを構築して、そこを経由して別のサイトを見たり商品を購入した場合に収入を得ることができます。
人気のサイトを作ることができれば、ある程度更新が必要とはいえ、本業で働いている間にも自動的にお金が入ってくるため、成功すればバックの大きな副業です。
ハウツー本なども充実しているので、副業を考えた際にとりあえずサイトを作ってみようと考える人が少なくありません。
中には月に数十万円稼いでいるかたもいるので、夢は広がります。
ちなみ、このブログも少しですが、収入を得ています。
副収入4. クラウドソーシング系で入力作業をやってみる!
昨今、凄い勢いで増えてきたいる、クラウドソーシング。サイトに登録をして、募集されている仕事をインターネットを通してこなしていく、隙間時間を有効利用できる仕事方法です。
優良サイトは登録自体が無料ですので、そこでアンケートに答えたり指定された項目にしたがってデータ入力していくことで単価を得ることができます。
タイピングができればできる仕事が多くありますが、特殊技能を持っていれば高めの単価で仕事をすることも可能です。
仕事から帰ってきた後に家にいながらパソコンを使って仕事ができるので、体力的にも無理なく続けていくことができます。
おすすめは「ランサーズ」「クラウドワークス」などです。案件が非常に多く、自分のあった仕事を探すことができます!
副収入5. 少額からできる小口投資をやってみる!
今は便利な世の中になってきていて、少額からできる投資商品があります。
例えば、年利6.0%程度の「クラウドバンク」の投資商品を購入すると、「100万円」を7ヶ月間預けると「103万円」になります。同じようなものだと「maneo」などもあります。年利5%の案件に100万円を投資すると、1年で4万円くらい増えます。
もちろん元本割れのリスクは常にあり、確実に儲かるわけではないですし、リターンも少ないかもしれませんが、やらないよりは全然ましです。
ちなみに「クラウドバンク」は1万円、「maneo」は3万円からのスタートとなっています。
関連おすすめ記事:【投資】時代は大変化中!資産運用はロボアドバイザー!
就業時間中の副業は禁止されている場合が多い
サラリーマンの給料だけでは何かと足りない事が多いですが、副収入を得たいからと安易に副業を行うと後で大変です。
それは副業は、会社で禁止されている事が多いからです。もし会社に知られてしまうと何らかのペナルティーがあるので注意が必要です。
なぜ副業が禁止されているのかその理由は副業に気を取られると業務に支障が出るからです。またライバル会社で副業されると会社の秘密が漏れて損失に繋がる恐れがあります。
バレなければ良いだろうと思っていても、給料での住民税に副業での住民税がプラスされていると副業を行っている事がバレる可能性が高いです。
ただそれは大概、就業時間中の話であり、帰宅後は縛られてないことが多数です。就業規則をしっかりと確認しましょう。そして就業時間中に副業することは、やめましょう。
サラリーマンの副収入のまとめ
・週末だけの単発アルバイトをやってみる!
・FXをやってみる!
・アフィリエイトをやってみる!
・クラウドソーシング系で入力作業をやってみる!
・少額からできる小口投資をやってみる!
副収入を得るには、やらないとはじまらない!
終身雇用の時代は終わりました。収入が増える見込みがない方は、とりあえず何かやってみましょう!
やらないと、何も始まりません。やってみて、できないなと思ってやめても、今のあなたに戻るだけです!
とりあえず、一歩踏み出してみましょう!!