プログラミングを今から学ぼうとしている人や、既に学び始めたりしている人の中で「実は自分はプログラミングに向いていないんじゃないか?」という悩みを持っている人もいるかと思います。
本記事はこんな悩みを解決します。
Contents
プログラミングに不向きな人の特徴10選
まず、初めに言っておくと、これから書かれている「プログラミングに不向きな特徴」全てにあなたが当てはまったとしても、プログラミングを諦める理由にはならないです。
筆者自身もいくつか当てはまっていますが、仕事や趣味でプログラミングを使って稼げています。
不向きな人の特徴1. パソコンが苦手
プログラミングには必ずパソコンが必要です。
パソコン操作が苦手な人は、挫折する確率は高いと言えます。
ただ会社で資料を作ると、音楽編集や動画編集、イラスト作成など、日常的に触れていれば問題はないです。
もちろん初心者向けにプログラミングに適したパソコンもあります。
プログラミング初心者がプログラミングに適したパソコンを選ぶポイント
不向きな人の特徴2. 数学が苦手
プログラミングでは数学のような式をたくさん書くことになります。
“=”の使い方など、数学とは全然違うものの、数学嫌いの人には見た目上、抵抗があるかもしれません。
しかし、情報系は文系とも理系とも言い難いポジションですし、プログラミングはあくまで”言語”です。
数学とは別物と考えれば抵抗はなくなるでしょう。実際文系プログラマーの人も世の中にはたくさんいます。
不向きな人の特徴3. 大雑把である
プログラミングには几帳面さが求められます。
というのは言語によっては一文字でもミスがあるとうまく動かないことがあるためです。
また、綺麗なコードじゃないと文句を言ってくるような人もいるので、ある程度の几帳面さは必要です。
しかし、大雑把でも動く言語もあるし、フリーランスで働けばある程度自分の好きなようにやれます。
僕自身も大雑把ですし、几帳面さがなくても活躍はできます。
不向きな人の特徴4. 楽をしなくてもいいと思っている
プログラマーは面倒くさがりで、あらゆる作業を自動化しようとします。
例えばPCの起動と同時にいつも使うアプリを起動したり、メールアプリのログインなどと言ったルーティンワークは、スクリプトを書いて自動化したり、なんてことはプログラマーはみんなやります。
コードを書くときも同じで、一度書いたものは使いまわせるように共通化したり、10行で書いたコードを3行で同じことができるように書き直せば後々見返したとき楽になったり、様々な点で楽をしています。
楽じゃなくても1つの解法しか思いつかないからそれをやる、という考えの人は向いていないと言われるかもしれません。
しかし、悩む時間がかからない点でいうと逆に効率がいいとも言えますので、あまり問題ではないとも考えられます。
不向きな人の特徴5. 英語が苦手
プログラミングは基本的に変数やメソッド名は英語で書きます。
本当に英語が苦手な人は、英単語を調べながらコーディングすることになるので能率が下がることは否めません。
しかし、英文法を使うわけではないので、基本的な英単語がわかれば問題ないと思います。
不向きな人の特徴6. 常に人と喋りたい
プログラマーは人と喋らない、暗い作業だ、などというイメージを持つ人もいるかもしれませんがそんなことはないです。
プログラミングは基本的には一人で作業しますが、あくまでプログラミングの最中だけです。
設計書を作るときはチームメンバと話しますし、実際に書いていても仕様での不明点とか、考慮漏れとかは必ず誰かと相談しなければなりません。
不向きな人の特徴7. 目的意識がない
これはどんな仕事・趣味にも言えることなので、あえていう必要もないのですが、プログラミングにおいても目的意識は非常に重要です。
特にプログラミング言語を選択する上では目的無しでは選択できません。
というのはこちらの記事でも書いていますが、言語によってできることがある程度決まっているからです。
例えば人工知能を作りたいわけでもないのに、なんとなく流行りのPythonを学ぼうとか、そういった人は向いていないかもしれません。
しかし、プログラミングに興味がある人というのは何かのエンジニアになりたいという目的は少なからず持っているはずなので、もう少し煮詰めれば必ず最終目的は出せるはずです。
不向きな人の特徴8. モノづくりに興味がない
プログラミングは、実態のないモノづくりです。
製造業のように、実際に目に見えるモノが生成されるわけではないので、あまりそう意識されないかもしれません。
本当にモノづくりに興味がない人は確かに向いていないかもしれませんが、プログラミングをやりたい人は、何かしらを作ってみたいと思っているはずなので問題ないかと思います。
不向きな人の特徴9. 挫折しやすい
プログラミングは短期間での学習が可能なスキルではありますが、人によっては挫折する分野でもあります。
しかし、挫折しようが諦めなければ必ず成果はついてきます。
筆者自身は最初独学でプログラミングを学んでいたのですが、センスがなくて何度も挫折しました。
しかし、向いていないと感じても諦めない心だけは持っていたので、稼げるスキルは身につけられました。
不向きな人の特徴10. 学習し続ける覚悟がない
どんな学問・スキルにも最低学習時間というものはあり、プログラミングは200〜300時間と言われています。
1日8時間やっても25〜40日かかります。
その覚悟がない人は向いていないかもしれませんが、そういう人は他の学問・スキルにも向いていないと言えるので、プログラミングを諦める理由にはならないです。
独学で200〜300時間は、決して楽ではないです。
怠けたり挫折しそうな人、社会人や大学生で時間がない人はいっそプログラミングスクールで集中的に学ぶという選択肢もあります。
こちらの記事でも書いているのですが、オンラインで空いている時間に学習できたり、就職できなかったら全額返金といった、驚きのサービスもありおすすめです。
値段は安くないですが、フリーランスで1〜2案件こなせばすぐに稼げるので自己投資には申し分ないと思います。
向いていなくてもプログラミングで稼げるくらいのスキルはつけられる
筆者自身は、上記の10個の特徴のうち6つに当てはまっています。
数学は苦手だし、大雑把だし、楽しなくたっていいと思うし、英語も苦手だし、挫折もしやすいです。
しかし、IT企業で活躍できたり、フリーで仕事もできたり、趣味やブログでプログラミングを使ったり、稼ぐためのスキルは身につけられました。
プログラミングの先生になるスキルや、ハッカーになるスキルとなると、また別のセンスや才能が求められますが、稼ぐためのスキルとなると、誰でも短期間で身につけることが可能なので、向いてないと思う人も諦める必要は全くないと思います。